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2026.8.16 奈良新聞で紹介されました

【「大和の茶がゆ」開発の物語が掲載されました。】

奈良新聞様に、「大和の茶粥(レトルトカップ)」の開発の背景と狙いについてインタビューしていただきました。

今回の商品開発の意図は、奈良漬と茶がゆの相性の良さを多くの方に知っていただくとともに、消費者の方が迷うことなく、安心しておいしく食べられる茶がゆを提案したいと考えたからです。

茶がゆは本来、ご家庭でも作ることができます。しかし、普段から作り慣れていない方にとっては、「これで本当においしくできているのだろうか」と不安に感じることもあります。そこでレトルトカップにすることで、買って帰るだけで、いつでも手軽に本場の茶がゆを味わっていただけるようにしました。奈良漬と一緒に食べていただくことで、その相性の良さも安心して楽しんでいただける商品を目指しています。

開発にあたっては、月ヶ瀬の葉香製茶さんと一緒に取り組みました。その原点となったのが、2014年(平成26年)11月、東京・池袋の東武百貨店で開催された催事です。実際の売り場で茶がゆを炊き、奈良漬とともに実演試食を行ったところ、大変好評をいただきました。この時に、お客様からいただいた「茶がゆと奈良漬はよく合う」という反応が、商品開発につながっていきました。

いせ弥では、単に奈良漬という「商品」を売るだけではなく、「どうすればおいしく食べてもらえるか」という食べ方や楽しみ方まで含めて提案することが大切だと考えています。

商品を買っていただくことがゴールではなく、実際に食べていただいて、「おいしかった」「買ってよかった」と喜んでいただく。そこまで含めて、お客様に提供する価値だと考えています。

そして、お客様に喜んでいただくことを最優先にすることが商売の基本であり、その積み重ねの結果として商売が成り立つ。この考え方を、いせ弥では大切にしています。

いせ弥は慶応2年(1866年)創業で、今年で160年になります。これまでには、奈良漬だけでなく、清酒、焼酎、みりん、麹、味噌など、さまざまなものを製造してきました。

そして昭和50年代、お酒のディスカウントストアが登場した際には、酒類販売を大幅に縮小し、奈良漬に事業を集中させました。

160年という長い歴史がありますが、いせ弥の伝統とは、昔から同じことを続けることだけではないと思っています。時代が変われば、お客様のニーズも、商売の環境も変わります。そうした変化に柔軟に対応し、その時代に必要とされるものへ積極的に事業を変革してきたことこそが、いせ弥が160年続いてきた理由であり、伝統的な強みなのだと考えています。

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