こんにちは！いせ弥です。
12月に入り、ますます寒くなるのかと思ったら先日は25度を記録する異常な暖かさ。調子狂っちゃいますね。
皆さま、お身体ご自愛ください。
さて先日は突然 米こうじをお買求めのお客様が次々にご来店でびっくり。
理由は「こうじ水」。米こうじを一晩水に漬けておき、その水を飲むと便秘に効果があった、という健康食品？です。
たしかに、米こうじにはでんぷんを分解する酵素(アミラーゼ)やたんぱく質を分解する酵素（プロテアーゼ）など百種類にも及ぶ酵素成分がふんだんに含まれています。
その酵素成分を直接体に採り入れようというアイデアですね。
今までは「甘酒」が注目されていましたが、甘酒を作る過程で酵素の力を使ってしまうことを避ける狙いがあると思われます。
ただ、この方法では “味” としては甘味も旨味もないため、私だったらカルピスでも混ぜるかな・・・
手元にたくさんこうじがあるので試してみますね。
米こうじの製造なんて、今や1000件に1軒もない珍しい仕事。
私が子供のときは”21世紀にはなくなってしまうもの”だと思っていました。
ところが実は 和食の味を原点でありながら驚きの効能を持つ不思議な食材「米こうじ」。希少なモノづくりの家に生まれた巡りあわせに感謝しつつ、お客様に良いこうじをお届けしたいと思います。
こうじ水のレシピ
＜材料：１日分＞
米こうじ １００ｇ、水 ５００ｍｌ
＜作り方＞
・水に米こうじをいれて常温で８時間おく
・上澄みを飲む
・残ったこうじはごはんと一緒に炊いて食べる
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