こんにちは!いせ弥です。
今日は今シーズン初めてボタン雪が舞い散りました。
めっちゃ寒いけど、これでこそ冬ですね。
さて、2月3日は節分。
宇陀松山春日神社では年に3回の「お百灯」を行いました。
これは神社の境内で氏子の各大字が100本のろうそくを灯して神様にお供えする行事です。
夕暮れから灯された100本のろうそくの炎はゆらゆらと柔らかな光を放ち、とても美しく幻想的で神秘的な世界を創り出します。
集まってきた氏子のメンバーはろうそくの火を見守りながらいろんな話題に花を咲かせ和やかに過ごしました。
ちなみに、この燭台はそれぞれかなりの工夫が凝らされています。
風で火が消えないように輪切りにしたペットボトルで囲ってみたり、背面に風よけの板を取り付けてみたり、透明アクリル板で全体を囲ってみたり。燭台に加工はせず みんなで風よけの板を掲げて囲っていたところもありました。
ほかにも燭台の掃除をしやすいように濡れた新聞紙を敷いておくとか、アルミホイルを敷いてみたり、燭台の表面に金属板を貼ってみたり。
夏休みの自由研究ではないけれど、どこの大字の燭台がうまくできてるか、次はどんな工夫しなきゃ、とかの話題も尽きません。
このように集まって話をすることでコミュニティが形成・継続していく。
それこそが地元の氏神様の価値であるように思います。