【あきの螢能】300年の歴史を超える 幽玄の世界

こんにちは!いせ弥です。
桜の花があちこちで咲き始め、世の中全体が華やかになって来ました。やはり春はいいものですね。

さて、ようやく春めいたというのに今日の話題は初夏に行われる「あきの螢能(ほたるのう)」という行事をご紹介します。

あきの螢能とは、当店より約1㎞「阿紀神社」にある屋外の能舞台で行われる薪能(たきぎのう)。
その様子は以前のブログでも紹介しているように他にない幽玄の世界に浸れる素晴らしいものです。

この催しが始まったのは今から300年前、宇陀松山藩主・織田長頼公がこの神社で行った「神事能」にあります。
南都(今の奈良市近辺)から能役者を招き、武士や町民が集まって能を楽しんだとのこと。

以来、大正時代に至るまでは脈々と続けられてきた能の興行、一時は途絶えたのですが、平成4年「あきの螢能」として復活し、本日に至っています。

本年は運営体制も見直して指定席を設けたり、コンビニでチケットを買えたり、演目の説明を
わかりやすくしたり、と様々な工夫で皆様をお迎えしようと張り切っています。

宇陀にしかない幻想の世界「あきの螢能」。
皆様のお越しをお待ちしております。

日時 : 2019年6月15日(土) 開場 16:30、開演 18:00
場所 : 奈良県宇陀市迫間 阿紀神社
料金 : 前売 5,000円 当日 6,000円
     Sエリア特別入場券は プラス1,000円
     チケットぴあ(Pコード 493-210)

連絡先: 0745-82-2457(あきの螢能保存会事務局)

螢能の様子
https://nara1naraduke.com/blog/newsletter/180609/
https://www.youtube.com/watch?v=1rExRoqguKY

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