こんにちは！いせ弥です。
現在お店では改装工事が本格的に進行中。すでに天井・壁・床はすっかり取り払われ、新たに梁や柱が入り始めています。
今回の改装、遠方から来たお客さんが”わざわざ本店まで足を運んでよかった”と思っていただける店となるようにいろいろ考えました。
１）重要伝統的建造物保存地区、創業１５０年の歴史
昔の写真や町並みの他の家屋を改めて調べ、土間の仕上げや柱の設え（しつらえ）を合わせました。
また、昔の造り酒屋のイメージから太くて頑丈な梁が見える内装にしています。
レジカウンターは家に古くからあった和箪笥を改造、事務棚の引戸も昔の水屋の舞良戸を移植する予定です。
２）印象に残るモニュメント
やはりお店ですから、印象に残るものとして、奈良漬・お味噌・お酒に共通してイメージされる桶。これを店奥の壁に取り付けます。
全国に２軒しかない木桶職人さんに特別にディスプレイ用として作っていただいた、高さ２ｍ弱、1/4割の桶です。
３）木材の美しさ
地元材木店の「古材銀行」様の全面的なご協力をいただき、美しい木材をふんだんに使いました。
数百もの古材から選び抜いた柱や梁材はどっしりとした存在感と侘びた肌目が木目として浮かび上がり、カウンターや店内看板には玉杢がうねるケヤキの一枚板を千を超える銘木の中から選びました。
その他、床、照明、土間・・・と各所についても熟考を重ねて進めています。
最終的な仕上がりをぜひとも見にお越しくださいね！
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