こんにちは!いせ弥です。
お中元シーズンも本格化してきましたね。
当店には毎日2社の宅配業者さんが荷物を集荷に来てくださいます。
荷物がないとき、多いとき、特に重いもの、こわれもの、用意に時間がかかる、出荷日の指定・・・その時々でいろんな事情があります。伝票の種類も手書き、機械打ち、代引き、産直伝票などなど、最近の事情に合わせて種類や手順が増えてきました。
とても大変な仕事ですが、ドライバーさんは毎日にこやかに対応してくださっています。
今でこそ毎日集荷に来てくださっていますが、40年ほど前は宅配便はありませんでした。
荷物は郵便小包で送るのですが、通常の包装に加えて
(1)クラフト紙包装、
(2)住所を記入、
(3)ヒモで十字に縛る、
(4)住所を書いた荷札をつける、としたうえで
(5)郵便局に持込み と大変な手間がかかったものです。
毎年1回 年末、大口のお客様が数十個のお歳暮を送るのにこの大変な作業がありましたが、大口の商売をいただいた喜びを話題に、家族総出で頑張った記憶があります。
その後、クロネコヤマトさんが開始した宅急便は画期的でした。毎日集荷、簡単な梱包、翌日にはほぼ全国に届く、送料も明確。今までなかった「お取り寄せ」「遠方への発送」という新たな形の商売が生まれました。当店のような地方のお店が今なお継続し、ときには光が当たるようになるのは、クロネコヤマトさんのおかげであることは間違いありません。
一方、最近の物量増加、人手不足、在宅率僅少にともない宅配業者さんに苦労が集中しています。
そのあまり問題行動があったとも話題にも上がりましたが、私の知りうる方たちは本当にマジメで良い人ばかり。我々の生活の便利や商売を助けてくださっています。
荷物の受取時にひとこと「お疲れ様です。ありがとう」と声を添えてあげていただけたらと思います。