NHKの取材をうけました 3月16日(月)18:30放映

こんにちは!いせ弥です。
まったく、世間はコロナ、コロナとなかなか騒ぎは落ち着きませんね、早く収束してほしいものです。

さて、先日はNHK奈良さんの取材がありました。

当店をモチーフにしたドールハウス(ミニチュア)のご紹介です。
これを作ったのはドールハウス作家のシック・スカートさん。
今を遡ること3年半前、2016年に宇陀松山をモチーフに写真撮影会にてシックさんとお会いしたときがスタート。ウチの店をご覧になったときに、ビビビビッと強烈な創作意欲がわいて、一気にこのドールハウスを作り上げたようです。

当店は江戸時代の建物も残る重要伝統的建造物保存地区にありながらも、その建物自身は約40年前に建て替えしたものです。
ただ、建替えの時も先代が町並みに沿った建て方に、としていたので古風な感じです。

ただ、制作されたミニチュアは、その店を忠実に再現したものではなく、建物の様子や宇陀松山の町並み、風情から「ひと昔はこんなかんじだったろうなあ」とシックさんが想像を膨らませて制作されたものです。
そのため外側は今の建物をほぼなぞっていますが、内装はシックさんの想像によるオリジナルな部分が多いです。

初めてミニチュアを見たとき、まずはずいぶんお気に入っていただいて、とてもうれしかったです。なんせ私から見たら自分ちの店に特別感はないですから。そして、極めて精巧な造りに驚くばかりでした。

さらに思ったのは、作品にあるレトロな陳列や内装について、「世間は、いせ弥の店に対してはこういう感じであってほしい」という期待があるんだなということ。
特に、翌年に店舗の内装を全面改装しようと思っていた時期だったので、改装後の店舗イメージ作りにも参考になりました。

ちなみに、シックさん自身のキャラクターや能力もとても魅力的です。
関西大学出身、大手焼き肉チェーンが前身のお肉屋さんから焼き肉店を新規事業として出店するときに 接客トレーニングを担当、その後採用と社員教育の責任者を務めたとか。
しかし、あるとき これからは自分のやりたいことをやるんだ、といって会社を辞め、ドールハウスの道に。吉野(下市)の模型屋さんで店長をしながら自分の作品を作っていましたが、ビジネスの展望が開けたか、独立して今のお立場です。

ドールハウスはその名の通りヨーロッパ的な文化なものでありながら日本の文化物を作ることで世界から注目を集めることができるとか、日本独特の経年劣化による”味”=侘び寂び、は欧米にはない良さだとか日本庭園の技法、奥の風景を窓越しに映し出す”借景”の見せ方とか、いろんな日本ならではの魅力を世界に発信する姿勢に、惹かれます。

お会いするたびお互い影響しあう二人。撮影以外でも盛り上がりました。
そしてNHK奈良の大川アナウンサーは当店で2回めの取材。
和やかで楽しい様子をぜひテレビでご覧ください。

□ 放映日時:3月16日(月)18:30- 総合テレビ(奈良)ならナビにて
ネットでご覧の方は「ならナビ」で検索!

□シックさんのWEBサイト「CRAFT:シックパパ」
https://thick-papa.com/

□シック・スカート ドールハウス教室
https://www.youtube.com/channel/UCY5csWUwNObEVd9wfnK9D5Q/featured

登場以来大好評!この機会をお見逃しなく!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA