こんにちは!いせ弥です。
先日は香港に行ってきました。 ご存知の通り、世の中はグローバルの時代。
世界中の美味しいものが1日と待たずに手に入る現代、奈良漬は世界に通用するか、そして日本を訪れる外国人観光客が旅先でどのように思っているか、を考えるためです。
とにかく、驚くのは香港の街が持つパワー。 街中を埋め尽くす人々、ひっきりなしに行き交うバス・タクシー・路面電車、 渋滞も混雑も狭い山道もお構いなしに我先にビュンビュン飛ばしています。
実は香港は日本よりも平均年齢が高く、世界一です。
そう考えると日本と同様、 自宅や施設でひっそりと暮らす高齢の方も多いと思うのですが、全くそんな感じがしません。
(私が見たのは都市中心部の賑やかなところだったからもしれませんが)
空港から中心部に向かう道路からは巨大なコンテナを積み下ろしするクレーンが無数に立ち並んでいる様子が伺え、まさにグローバルの流通を支える世界の港、の迫力に圧倒されるばかりでした。
現地の人に このように香港はすごいねと話をしたところ、帰ってきたのは意外な言葉。
国土は狭いし 地価は世界一高いし 季節感がないので楽しみがない。
日本の伝統的建物保存地域に住んでるなんてすごく魅力的だよ、とのこと。
なるほど、お互い自分たちにないものを求めていて 日常にある豊かさやありがたみには気づきにくいもの。
違う文化に触れることの大切さに気づかされました。
刺激に満ちた四日間。今後、商品や町の魅力発信に役立てていきます。